2011年12月掲載分

「ポッカン?」

黒指「沢の下」の勝っちゃんが「ポッカン?」を作りました。

竹で出来た、竹馬の仲間です。


これが「ぽっかん」です


足を乗せる部分は、新しい孟宗竹(もうそうちく)を削り、手に持つ棒は細田の「どうでいら」の物置から出てきた古い真竹(まだけ)を利用しています。

これに乗って歩くと「ポッカン、ポッカン…」と音がするので、「ポッカン?」と言う名前は「なるほど!」と合点がいきます。


使い方はこんな風に足を乗せ、
手で持ち上げながら歩きます。




こんなに沢山作りました。


勝っちゃんは、ほかにも竹を利用した花の鉢などを作って近所にあげています。

2011.12.29 eno


 例年より早い初雪

師走になり、ここ何日か寒い日が続きます。

12月9日、何時ものように新聞を取りに外に出てみると、雪が降っています。
大粒の雪で見ている間に周りが白くなってきました。
外に停めていた車の窓と屋根は真っ白で、ワイパーで掃き切れ無い程でした。


大粒の雪で、辺りは見る間に白くなってしまった。
2011.12.09




細田では、次の日まで日陰に雪が残っていた。
2011.12.10


2011.12.17 eno


 突然現れた、天蚕(やままゆが)のお相手!

羽化した天蚕に何処からとも無く現われたもう一匹の蛾、二匹が飛び去った後、繭(まゆ)の表面には小さな粒々が…。

事の次第は、細田「おおやつ」の貢ちゃんが6月ごろ、伐採した栗の木で天蚕の幼虫(お蚕)を見つけ、家に持ち帰った所すぐに繭作りを始め、最近その繭から羽化した蛾が出てきました。

すると次の日、此処からとも無くもう一匹の蛾が現われ、仲良く交尾をはじめ2日程で2匹とも飛び去ってしまったそうです。

残った繭を観察すると、その表面に小さな黒い卵が産み付けられていたと言う話です。


繭から羽化した天蚕の蛾、どうも後の顛末を考えると雌だった様です。


何処からとも無く飛んでき、仲良く並んで交尾中。

2011.11.13


二匹が飛び去った後には、卵と思われる粒粒が。

2011.11.26

(写真提供は「おお谷津」の貢ちゃん)


現れたもう一匹の蛾がどうして羽化を知ったのかまったく持って不思議な話ですが、いずれにしても上分にはこんな簡単に出会いが起こるほど沢山の天蚕が生息していると言う事かも知れません。

住んでいる人間もこのくらいスムーズに所帯が持て、子孫繁栄が図られれば良いのですが。

2011.12.04 eno


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