2015年10月 掲載分
光全寺本堂 改修落慶法要会
上分自治会館(光全寺)の改修工事につきましては、既に7月、遷座法要会を行いました。
その後、本尊様を移動して、本堂(内陣)の床の張替え、須弥壇(仏壇)の改修と仏像の修理を行ってまいりました。
このたび本堂の工事が終了し、新しくなった須弥壇に修理を終えた本尊様を安置して、秋の彼岸法要会に合わせて、落慶(修理)法要会が行われました。
本堂、内陣と須弥壇の塗装作業。 photo:2015.09.05
床の張替え工事などは本職の大工さんに任せたが、塗装作業は檀家の有志で行った。
塗装の終えた、内陣と須弥壇
春と秋に行われる彼岸法要会では、方丈の読経と上分梅花講の御詠歌の奉詠を檀徒総代が聞くだけですが、今回の落慶法要は、自治会、氏子総代、「お散歩マーケット」の代表など、改修事業に係わった団体関係役員も一緒に参加しました。
秋の彼岸法要会と併せて行われた落慶法要会。 photo:2015.09.23
今年春の法要会から、徳蔵寺・吉原方丈に代って、長光寺・鈴木方丈が執り行っている。
改修工事は、他にトイレの洋式化と裏の通路の改修、更に雨どいの修理を行っていますが、本堂の改修と共にトイレの洋式化も終了しました。
トイレの洋式化工事も、大工仕事を除き、水道工事、廃水工事、便器の設置、電気工事など全て自前で行いました。
今回の改修により、洋式便所が2か所になり、外便所と併せて3か所使える様になりました。
裏の通路の工事。 photo:2015.08.22
手前がトイレの排水と水道工事。
内陣の外側も杉板の下見張りに改修した。
この後通路にコンクリートを打つ。
以前の男便所と手洗所を合わせて、男便所・洋式便所・手洗いを一つの部屋にしました。
こちらは和式便所の部屋を廊下まで伸ばし、ドアを引き戸にして洋式便所を設置しました。
裏の通路の工事と雨どいの修理は、完成後お知らせします。
2015.10.01 榎本