2018年1月 掲載分
元旦祭
上分の正月の行事は元旦祭から始まります。但し、元旦祭と言っても2日に行なわれます。
元旦祭は、神社関係の祭事だと思われがちですが、上分では菩提寺の光全寺の祭事も兼ねて行われます。
この様な風習は、自治会館がお寺と神社の社務所と兼ねている極めて合理的な運営方法からのものだと言えますが、定かではありません。
明治政府が推し進めた廃仏毀釈が軍国化への道に進み、やがて国を亡ばしたナショナリズムの始まりだとすれば、神様と仏様と自治会が一堂に会し、年の初めを祝う上分は、日本の良き伝統文化を残した地区と言えます。
更に、温故知新と言う観点から見れば、ナショナリズムの復古と対峙した先進地区と言えるのかも知れません。
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10時より光全寺(自治会館)本堂に於いて、長光寺の鈴木方丈により、世界平和と地区の平穏及び繁栄などを願い、読経を挙げて頂きました。 |
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同時に山祇神社に於いて、武本宮司による元旦祭が行われました。 |
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続いて自治会館で行われた懇親会。 挨拶は、氏子を代表して清水総代(写真)(市川総代が体調不良で欠席の為)が行い、武本宮司、鈴木方丈に続き、最後に自治会として三上副会長(中村会長が所要で欠席の為)に頂きました。 |
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中村氏子総代の乾杯の発声で宴会が始まりました。 |
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懇親会の一コマ |
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懇親会の一コマ |
2018.01.12 榎本
明けましておめでとうございます。
2018年元旦の上分・細田からの日の出です。
二つ玉低気圧が、昨日の内に通り過ぎたので、朝からスッキリ晴れました。
東京の空は薄い靄(もや)がかかりビル群の眺望は今一でしたが、雲が殆ど無かったので、発表されている日の出時間から太陽が顔をだし、何年ぶりかの御来光を堪能できました。
経済情勢はバブル以来の株価など、浮いた話はあるものの庶民感覚としてはかけ離れた状況です。
70年以上続いた平和憲法の改憲話など、どことなくきな臭さが立ち込める政治状況ですが、今日の御来光の様にスッキリとした未来に展望のもてる世の中であってほしいと思います。
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左端スカイツリー、中心付近が新宿副都心。 |
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御来光を眺める、地元の人達。(手に持っているのはうち和太鼓。) |
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スカイツリーは靄にけむっていました。 |
2018.01.02 榎本