うらーほうは 上分 だ!
埼玉県飯能市上直竹 かみなおたけ 上分 かみぶん  地域情報発信サイト

2008.08 掲載分

 岩煙草(イワタバコ)の花

沢沿いの北向きの岩に咲く岩タバコ。
今年は暑すぎたせいか花付きが今一でした。

上分の岩タバコの花、8月20日撮影。

上分の岩タバコの花、8月20日撮影。


6月18日鎌倉にアジサイを見に行ったら、アジサイと共に岩タバコが満開でした。

鎌倉円覚寺の毛岩タバコ、6月18日撮影。

鎌倉円覚寺の毛岩タバコ、6月18日撮影。


「上分の岩タバコもそろそろ咲き始めたかな?」
と思い、8月3日上分で唯一群落のある場所に行って見たが、まったく咲いていませんでした。

上分の岩タバコ(8月3日)まだ花茎も伸びていませんでした。

上分の岩タバコ(8月3日)まだ花茎も伸びていませんでした。


「今年は暑すぎて咲かないのかな?」
と近所の人に話したら
「岩タバコが咲くのはお盆頃だよ!」
と言われ
「いくら鎌倉が暖かいと言っても二ヶ月も違うはずが無い」
と内心疑っていました。
が、確かに咲き始めたのは、お盆も近い8月10日過ぎでした。

何でこんなに違うのか、調べて見ると簡単な話でした。


鎌倉に咲いていた岩タバコは、「毛岩煙草」(ケイワタバコ)と言って、花茎や葉の裏側に柔らかい毛が生える早咲きの種類だそうで、岩タバコより一ヶ月以上開花が早いそうです。



2008.08.27 eno







 狐の剃刀 (キツネノカミソリ)

黒指「沢の下」の裏山に「狐のカミソリ」の小さな群落があります。

「沢の下」の裏山、「狐のカミソリ」の小さな群落。

「沢の下」の裏山、「狐のカミソリ」の小さな群落。

狐のカミソリは彼岸花と同じ仲間で、春先他の草より先に芽を出し、周りの草が生い茂る頃、葉は枯れてしまいます。

真夏のお盆前(彼岸花よりも一月ほど早く)、今度は花茎を伸ばして、枝分かれした先に橙色の花を数個咲かせます。

この花、彼岸花や夏水仙と同じ様に毒があるそうです。
綺麗な花なので移植を試みたが、すぐ枯れてしまい他の場所に移すのは難しいそうです。

狐カミソリの花

狐カミソリの花

彼岸花と言えば、以前こんな事がありました。

デイビットさんが上分に住み始めた頃、彼岸花の球根をノビルと間違えて食べてしまい「嘔吐と下痢で、死ぬかと思った」と大騒ぎになったことがありました。
幸い大事には至りませんでしたが、彼岸花の毒を再認識した事件でした。

この小さな群落、山主の「勝ちゃん」が草刈の時期を調整するなどして保護してきた甲斐あって、最近広がってきたそうです。



2008.08.21 eno









 お盆の行事

8月14日10時から、上分地区の菩提寺「光全寺」でお施餓鬼会が行われました。

お施餓鬼会に集まった光全寺檀家の人々。

お施餓鬼会に集まった光全寺檀家の人々。


29戸と少ない檀家ですが、当日は沢山の方が集まり、3人の僧侶の読経とご詠歌が流れる中、厳粛に執り行われました。

読経とご詠歌の流れる中、焼香を行う参加者。

読経とご詠歌の流れる中、焼香を行う参加者。




 「沢の下」の盆棚。居間の南西隅に、障子を利用して作ってある。

 「沢の下」の盆棚。
居間の南西隅に、障子を利用して作ってある。



こちらは、「沢の下」の盆棚です。


最近は、仏壇に竹を立て、茅(ちがや)にホウズキを吊るした、簡易的な盆棚で済ます家が多くなってきましたが、まだこの様に、別に盆棚を飾る家があります。









棚行を行う吉原和尚さん。各家庭の盆棚に「般若心経」唱えて回ります。

棚行を行う吉原和尚さん。
各家庭の盆棚に「般若心経」唱えて回ります。


15日は、吉原和尚さんによる棚行が、光全寺の檀家全てに行われました。

棚行は、それぞれの家の盆棚(もしくは仏壇)に「般若心経」を唱えて回ります。

上分から他の地区へ出られた家にも訪ねて行かれるそうです。








2008.08.16 eno








 臭木の花

臭木(くさぎ)が咲いています。

「臭木」・・・名前からして印象が良くありません。
ちょっと枝を揺すっただけで、あたり一面に独特の、あまり良い感じではない、臭いが漂よってきます。

黒指から細田に向かう市道を、300mぐらい行った旧道と林道の分岐点。
通称「わかされ」には、二種類の臭木が咲いています。

臭木の木 : 2mを超える大きな木になっている。

臭木の木 : 2mを超える大きな木になっている。

一つは、昔から上分にある臭木で、2〜3mもある大きな木に、薄いピンクの花を沢山付けています。

もう一つは、最近この場所に咲き始めた牡丹臭木です。
こちらは、一本立ちの1mぐらいの木で、先端にピンクの丸い大きな花の固まりを、一つ付けています。

牡丹臭木 : 1mぐらいの低木の先に、ピンクの花を丸く固まりで咲かせます。

牡丹臭木 : 1mぐらいの低木の先に、ピンクの花を丸く固まりで咲かせます。
よく見ると手前の花には、蜂が留まって蜜を吸っています。

この二つ、樹形も花も似ても似つかない木ですが、葉っぱや幹から発する独特の臭いはまったく同じです。

花の香りは二つとも、幹や葉っぱの臭いとはまったく違って、香しい匂いです。

牡丹臭木は微(かすか)に甘い香がします。
臭木の花は、近くで山百合が咲いているのかと間違えるほど、良い香です。

臭木の花 : アゲハチョウが蜜を吸いに来ていた。

臭木の花 : アゲハチョウが蜜を吸いに来ていた。

その匂いに誘われて、蜂や蝶の仲間が沢山蜜を吸いに集まります。
臭木の花には、この日もアゲハチョウが二頭蜜を吸いに来ていました。


2008.08.13 eno








 蜩(ひぐらし)の大合唱

蜩、この杉の木だけで4匹たかっていた。山全体ではどれほどの数が居るのだろうか。

蜩、この杉の木だけで4匹たかっていた。
山全体ではどれほどの数が居るのだろうか。


蜩は一般的なイメージとして、
『夕方「カナカナ」と寂しく鳴いている静かな蝉だ。』
なんて思っている人が多いと思いますが、上分の蜩はちょっと違います。


それは毎朝、夜も明けやらぬ4時頃から始まります。

数匹の蜩が鳴き始めるとそれを合図に、あちらの谷、こちらの尾根と、まるで波が押し寄せるが如く、何百匹もの蜩が山全体で鳴き競う、まさに蜩の大合唱です。


まるで誰かが指揮を取っているかのような見事な調和で、たまたま目を覚ました時などは、しばし聞き入ってしまいます。

大合唱の響きは、新聞配りのオートバイの音をかき消してしまうほどですが、何故か30分もするとピッタっと鳴き止み、また朝の静寂がおとずれます。

この大合唱もお盆までで、その後は「カナ・・カナ」と消え入りそうな泣き声が、夕暮れ時の山に響くだけとなります。

いま、上分の沢筋では「玉アジサイ」が見ごろです。

玉アジサイ、園芸種を含めて上分で最後に咲くアジサイです。

玉アジサイ、園芸種を含めて上分で最後に咲くアジサイです。
上分では昔「沢ふさぎ」と言っていました。


あまり明るくない杉の樹林の下には「姥百合(うばゆり)」が、花びらを水平に向けた独特の形で咲いています。

姥百合(うばゆり)。沢筋の半日陰な場所に何本かまとまって咲いています。

姥百合(うばゆり)。
沢筋の半日陰な場所に何本かまとまって咲いています。



2008.08.06 eno







これ以前の掲載分を見る




© PRODUCED BY MONJIRO. Copyright 2005-2017, All Rights Reserved.

うらーほうは上分だ! TOP PAGE

トップページへ