奥武蔵ロングトレランコース(上直竹地内)整備

 「南高麗まちづくり」として2020年から続けて来た「奥武蔵ロングトレイル105k」のコース整備ですが、担当した原市場・唐竹から棒の嶺までの17kmを2022年2月に終了し、本HPに於いて作業の様子を掲載してきました。

 その後、このコースの一部を使って秩父の羊山公園から飯能中央公園までの「第8回トレラン秩父&奥武蔵100k/30k」が、開催されるなどしていました。

 そんな中、奥武蔵ロングトレイル大会実行委員会が主催する「第1回奥武蔵ロングトレイルレース」が、今年6月17日から18日に開催されることになり、その準備として「南高麗まちづくり推進委員会」に、原市場・唐竹から棒の嶺まで、約17㎞のコースの再整備が依頼されました。

 まずは、5月20日に上直竹上分(細田地区)⇒小沢峠⇒黒山手前までの整備を行いました。


奥武蔵ロングトレランコース(上直竹地内)整備 1の写真

奥武蔵ロングトレランコース(上直竹地内)整備 1-1の写真

雲の峰手前の登山道に覆いかぶさるように倒れた枯れた木を伐採しました。


奥武蔵ロングトレランコース(上直竹地内)整備 2の写真

こちらも枯れた木が登山道に倒れない様に伐採しました。


奥武蔵ロングトレランコース(上直竹地内)整備 3の写真

今回参加したメンバーは4人でした。

 今後、あと2回ほど残りの部分を整備する予定です。
 作業中、10人を超える方が、レースに備えて試走を行っており、速足で抜いていきました。
 女性が数人おられましたが、105km以上を歩くと言うより速足で駆け抜けるわけですから驚きです。


「大松閣に至る」道標

 整備作業の話しから少し外れますが、長久保山から少し西にあるピークに「大松閣に至る」と言う道標があります。

 以前から気になっていたので、今回この道を帰路に使ってみました。


奥武蔵ロングトレランコース(上直竹地内)整備 4の写真

ピークにある「大松閣に至る」の道標。
(写真のGPSから分かる設置位置。ここをクリック)

 道は、ピークからほとんど踏み跡の無い急な尾根を下り、さらに間伐の作業道らしき不明瞭な尾根道を1時間以上下ったところで、分岐した尾根をそれぞれ偵察に少し進んでみたが、どちらもふみ跡が消えてしまったので、下の沢にある砂防堰堤をめがけて比較的緩い傾斜を強引に下って沢底に降り、沢伝いに砂防堰堤を2ヶ所超えたところで廃道に近い林道にようやく出ることが出来ました。

 林道を辿り、人家脇から県道に出ましたが、そこは大松閣からは程遠い、獅子舞で有名な諏訪神社東側でした。 尾根から約2時間かかりました。

 一般のハイカーが通る尾根で、「大松閣に至る」と言う道標見れば、ハイカーの中には避難経路として使う可能性があります。
 途中に一箇所意味不明な道標らしきものがありましたがハッキリした踏み跡はほとんど無いので、地図で地形を読んで動ける人でないと、この道の利用には無理があります。
 時期が悪いと遭難してしまうかもしれません。 このまま「大松閣に至る」の道標を残すのであれば、登山道と正確な道標の整備が必須だと思います。


(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)

榎本



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