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なぜか遅い「ふきのとうの芽ぐみと梅の開花」

今年は暖冬です。 上分地区でもいまだに積雪がありません。
更に川に氷が張りません。 なのに、何故か梅の花の開花が遅れています。

ぽつぽつと咲き始めた、細田「おおやつ」の梅の花。
ぽつぽつと咲き始めた、細田「おおやつ」の梅の花。 2007.01.28


例年だと12月終わりには咲き始めるが、まだ数輪咲いただけ。
例年だと12月終わりには咲き始めるが、まだ数輪咲いただけ。


「ふきのとう」もまだ小さく、つんでしまうのが可哀そうです。
例年ですと暮れから梅が咲き、「ふきのとう」が芽を出しますが、ひと月遅れと言った感じです。

ようやく芽が出た、小ぶりの「ふきのとう」。
ようやく芽が出た、小ぶりの「ふきのとう」。 2007.01.28


福寿草やさくら草の開花は順調なようです。

細田「どうでいら」陽だまりの畑の脇に可憐に咲く福寿草。
細田「どうでいら」陽だまりの畑の脇に可憐に咲く福寿草。 2007.01.28


2007.01.29 eno


「なぞの木に」咲いた花

邪魔にされ、枝を短く剪定されて必死に花を付けた「なぞの木」。
邪魔にされ、枝を短く剪定されて必死に花を付けた「なぞの木」。


黒指の上方、市川さんの車庫東側にある「なぞの木」に花が咲きました。


この木は、毎年大きな葉っぱが生い茂るだけで、ちっとも花も付けず、「まったく邪魔な木だ」と、草刈のたびに邪険に扱っていました。


が、何を思ったのか、今年になって突然花を付けました。


葉をすっかり落としたその木に、何か小さな花が付いているので、近寄って見ると、あたり一面香しい匂いが漂っています。 「確かこの匂いは、蝋梅(ロウバイ)の匂い」。

「なぞの木」に咲いた小さく中が赤いロウバイの花。
「なぞの木」に咲いた小さく中が赤いロウバイの花。 2007.01.21

 
よく見ると薄い黄色で透き通った花。
形は小さく中が赤いのが気になるが、間違いなく蝋梅の花です。
邪魔にされ短く切り詰められた枝に「切らないでくれよー」と必死で訴えるように咲いています。



最近上分地区でも蝋梅の花をあっちこっちで見かけるようになりました。

「沢の下」宅に咲く、上分で一般的なロウバイ。
「沢の下」宅に咲く、上分で一般的なロウバイ。 2007.01.21


それらと比べると「なぞの木」は花そのものはチョット見劣りしますが、匂いは逆に強いように感じます。

この花は、花全体が薄い黄色だ。
この花は、花全体が薄い黄色だ。


来年もっと沢山の花をつけてもらうように、今年から大事にしたいと思います。


2007.01.23 eno


黒指の庚申塔

「切り通し」を過ぎて、黒指へ行く途中の道路の右側には一面六壁、台座に三猿「見ざる、言わざる、聞かざる」を刻んだ庚申塔があります。


2006.05.28


筆者が小さい頃は、「石を上げると足が軽くなるんだってよ」などと云われてよく上げた記憶がありますが、なんか違ったようですね (^_^;) 最近は、道路も舗装で石ころはありませんし・・・ バスに乗るためには、間野の時計台まで歩いていた頃のお話です。


宝暦9年(1759)の建立で、造立者は「黒指組講中」と彫られています。

宝暦9年(1759)の建立
2006.05.28


2007.01.17 石仏ページにも掲載



陽だまりの細田地区

上分の細田地区では、ほとんど霜が降りません。今年のように暖冬の年はなおさらです。


花に囲まれ、のんびり日向ぼっこの「鈴木のおばーちゃん」
花に囲まれ、のんびり日向ぼっこの「鈴木のおばーちゃん」 2007.01.07



ビオラもノースポールも露地植えで咲いています。ゼラニュームの花も一年中花が絶えません。


ビオラ・ノースポールも露地植えで咲いている。
ビオラ・ノースポールも露地植えで咲いている。 2007.01.07


まだ、綺麗に咲いているバラの花。
まだ、綺麗に咲いているバラの花。 2007.01.07


年に何回か降る雪の時だけは大変ですが、天気がよければ遥か彼方に東京を見下ろし、のんびりと大らかにに暮らす事が出来ます。



霜に弱い「ゼラニューム」も一年中花を落とさず、色々な花が咲き競っている軒先。 2007.01.07




2007.01.12 eno


食べつくされてしまった「深山冬苺 (ミヤマフユイチゴ)」

南向きの杉林の中に、地面を這うようにつるを延ばし、赤い可愛い粒々の実を付ける「ミヤマフユイチゴ」の実。

ようやく見つけた「ミヤマフユイチゴ」の実。
ようやく見つけた「ミヤマフユイチゴ」の実。 2007.01.08


そのほかにも、この時期「マンリョウ」「ミヤマシキミ」「ヤブコウジ」などの色々な実を見ることが出来ます。

しかし、今年はまったく見当たりません。
よく見るとすっかり食べられてしまっています。

食べつくされた「南天」の実。
食べつくされた「南天」の実。 2007.01.07


人間にはかなりの毒だと言われている「ミヤマシキミ」の実も、今年は一つも残っていません。
そのような中、不思議なことに「マンリョウ」の実だけは、そのまま残っています。

「マンリョウ」の実は、そのまま残っている。
「マンリョウ」の実は、そのまま残っている。 2007.01.07



山に食べ物がない為か、猪や鹿、ハクビシンが人家のすぐ近くに出て来て、農作物を食い荒らし困っています。

猟友会の話では、昨年秋からこの辺一帯で15頭ぐらいの猪を駆除したそうです。
(1月8日は3頭の鹿を黒指地区で仕留めました。)

可愛そうな気もしますが、一定の駆除はこの地区での生活を守る為に止むを得ない事なのかもしれません。


2007.01.08 eno




南高麗ファンの宮尾です。 こんにちは。

 グッド・レイモンド
               ―檸檬愛歌


      冬の山から
      きみは転がり降りて来る
      グッド・レイモンド

      太陽を通過して
      その実は明るい
      雨に打たれて
      果汁はたっぷり

      好きな女の手の平で
      レモン一個分の
      明かりともして

      レイモンド、レイモンド
      すっぱいけれど
      グッド・レイモンド

      おひさまとつきひだけに
      育てられた
      レモン・レイモンド

      君のお手柄はおまけに
      皮まで食べられる

       (*南高麗木崎檸檬に捧ぐ)

                宮尾節子


筆者宅に贈られてきた、上分・黒指で作られている「レモン」への詩です。
飯能市在住 詩人の宮尾節子さん作です。


無理を言ってホームページへの掲載許可をもらいました。



2007.01.02 mon



2007年元旦

黒指(穴の作)からの日の出です。
今年は比較的綺麗な日の出でした。

黒指(穴の作)からの日の出です

2007.01.01 06:58:44 撮影 : 榎本孝次



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