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2011年8月掲載分

 お施餓鬼会

上分の菩提寺である光全寺では、恒例のお盆のお施餓鬼会が、8月14日厳かに執り行われました。

この日ばかりは、他の地域に出て行った檀家の方もほぼ全員集まり、その後行われる懇親会では、それぞれの近況報告に花が咲いていました。

お施餓鬼会は3人の僧侶による読経と、地元のご婦人方によるご詠歌により厳かに行われる。

懇親会の模様。
檀徒総代市川さんの挨拶。


光全寺は昨年から2戸檀家が減って、黒指(16軒)細田(11軒)の合計27戸となりました。

2011.08.21 eno


 夏水仙

水仙に似た花が、夏に咲くから「夏水仙」と呼ぶそうです。

水仙とは種類が違い、彼岸花科で「キツネの剃刀(カミソリ)」と同じ仲間だそうです。

黒指「大西」の入り口に咲く「夏水仙」

黒指「さわのした」の裏に咲く「キツネの剃刀」


冬から春に水仙に似た葉っぱが伸びて、夏には枯れてしまい、8月になると突然花茎が芽を出し、にょきにょき成長して、1〜2週間で花を付けます。

水仙や彼岸花に比べて大型で、5〜6本密集して咲く場合が多いのでとにかく目立ちます。


黒指「向かいの上」では畑の土手に咲いています。

黒指「穴の作」では、イノシシに掘り返されましたが、数個だけ残り、他の種類より濃い花が咲きました。

夏水仙は球根を含め全てが有毒だそうで、イノシシは球根を掘っても食べる事はせずその辺に散らかして置きます。

細田「おおやつ」の下の斜面には、5ヶ所ぐらい密集して咲いている場所があり、もう少し増やせば見ごたえがあります。


相当昔に、中国から帰化したと言われますが「彼岸花」の様に大きな群生を作る事は無く、咲いている場所は限られています。

2011.08.19 eno


 玉アジサイ と 牡丹臭木(ボタンクサギ)

今、上分の沢筋では玉アジサイが見頃です。

此れと言って見栄えのする花ではありませんが、玉がはじけて額アジサイになる様は他のアジサイとは違った趣があります。

小アジサイを皮切りに、色々なアジサイが次から次えと咲き競ってきましたが、最後を締めくくるのが玉アジサイです。

この様な大きな株が沢筋に沢山あります。
photo:2011.08.06

咲くと、見栄えのしない額アジサイです。


細田林道の分かれ道の広場には、何時からとも無く、牡丹臭木が咲く様になりました。


あまり繁殖力はない様ですが、毎年少しずつ株を増やしている感じです。

葉っぱは、あの臭木と同じ匂いですが、見事な花が咲き、園芸種としてもなかなか見ごたえがあります。

一本に一つの花が咲くのが普通ですが、中には複数咲くのもあるみたいです。


2011.08.09 eno


 猛暑の後は、一転してぐずついた天気!

季節はずれの大きな台風が本州南岸を通過し、記録的な大雨により上分でもあちこち土砂が押し出し、危うく通行止めになるところでした。

あの台風以来スッキリ晴れる事なく、夕方になると決まって大粒の雨が降り出します。

8月4日も午後4時頃から、直竹川の水が茶色く濁るほどの大降りがありました。
そんな中、チョットした雨の止み間を見計らって細田に登り、東京方面を写真に収めてきました。

晴れた日には東京タワーが見えるはずですが、今日は墨絵の世界です。 photo:2011.08.04

西の空が暗くなったと思ったら、またザーッと降って来ました。

東を見ると、東京の空には積乱雲が立ち昇り、上部は夕焼けに染まっていました。


2011.08.06 eno


 黒指から変電所までハイキング

犬の鳴き声がすると思ったら、ハイキングの格好をした集団が登ってきます。
よく見ると見た顔の人が殆どです。それもそのはず、南高麗の福祉センターが主催する「元気に歩こう会」のメンバーでした。

「これから変電所まで行くのだけれど、案内してくれない。」そんな訳で途中まで一緒に歩いてきました。

黒指の頂上「穴の作」を並んでハイキング。
今回は15名ほどの参加でした。 photo:2011.07.23


「元気に歩こう会」では、毎月、近場のハイキングを行っていて、毎回数十人の参加者があるそうです。

細田への分岐から分かれて「四十八曲がり(峠)」までは、こんな涼しい雰囲気の場所があります


「 南高麗福祉センター 」 の連絡先  Tel 042-983-4380  メール

2011.08.01 eno

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