2012年07月掲載分
家の脇にあるコンクリートの水槽で飼っている金魚
「今日は餌の食いが悪いなー」
なんて思っていたら、張り出した枝に生みつけられたモリアオガエルの卵塊から、落ちたオタマジャクシをご馳走になっていたみたいです。
二つの卵塊があったので、残った一つと、畑に置いた風呂桶脇にあった卵塊を、外流しの洗面器の上に置いたところ、こんなに沢山のオタマジャクシが「はやけ」ました。
ところで「はやける」って分かります…? 孵化することです。
上分のモリアオガエルの産卵場所が、最近人間の生活範囲に接近してきました。
たとえば、家の玄関先のバケツの上とか、庭に出来た水溜りとか、まるで人が手を差し伸べるのを期待しているとしか思えない場所に、ところ構わず産卵します。
放って置けば、カエルまで成長することはないので、その都度工夫を重ねて孵化の手助けをしてきました。
こんな状況をモリアオガエルの賢さと見るのか、おろかな習性と見るのか意見の分かれるところです。
上分の優しい気遣いが続く限り、手抜きと思える様なモリアオガエルの子孫繁栄方法が変わる事はないかも知れません。
2012.07.22 eno
今、黒指・細田の道路脇はアジサイの花が満開です。
挿し木で増やしたアジサイを、林道脇に植え育ててきました。
2012.07.13 eno
こんなタイトルのカラー6ページ・・・。
JAグループ「家の光協会」が発行している、若い農業経営者向けの月刊誌「地上」8月号に掲載された、春の「お散歩マーケット」を取り上げた特集記事です。
「家の光」と言えば、この村でも我が家を含めてかなり読者がいたと思いますが、専業農家が減る中で、何時しか見る機会が無くなってしまいました。
そんな中、突然の取材話で驚きましたが、先日、送られてきた8月号を開いた実行委員の女性メンバーは「写真がめちゃキレイ!」と感嘆の声を上げていました。
素晴らしい出来栄えに、この特集記事を見た読者は、私たちの村と「お散歩マーケット」に強い関心を抱いてくれると思います。
今回の企画をして頂いた「地上」のスタッフに感謝申し上げます!
バックナンバーを含めて、数冊の「地上」を読ませて頂きましたが、ISD条項やTPPの問題点を掘り下げて論じるなど、日本の農業を広い視野でとらえている姿は読み応えのある内容でした。
JAと言えば、時の政権の後援組織なんて思っている人も多いと思いますが、「地上」を見る限り、時代を見る目はしっかりしている感じです。
出典 「(社)家の光協会 月刊誌『地上』」
(8月号 単月購入もできるようですね。)
2012.07.08 榎本