2014年07月 掲載分
山百合と薮萱草(ヤブカンゾウ)の花
梅雨明けの声を聴くと、山百合の花のあの香しい匂いがいたる所で漂っていたが、イノシシにすっかり食べ尽くされ、今では道路沿いにわずかに残っているだけです。
バス路線の脇に咲く山百合 photo:2014.07.21
今年の花はかなり大きい、匂いに誘われアゲハチョウが飛んで来た。
猪突猛進と例えられるイノシシだが、意外と警戒心が強い。
この辺りは比較的交通量が多く、川側は擁壁が続き、山側は崖になっているので逃げ場が無いと言う事でイノシシが近づかず山百合が残った様です。
ところが、頭の黒い…に、盗掘されたので、柵を設けたりして地域を挙げて保護しています。
そんな事から、最近は少し増えて来たみたいで、写真撮影に遠くから通って来られる方もおられます。
一方ヤブカンゾウは、球根が無いのでイノシシに食べられる事も無く、今でも沢山目にします。
草刈りの時刈らずに残せば、数年で小さな群落を作るので、保護を徹底すればニッコウキスゲの様に見事な群落になるのかも知れません。
細田のヤブカンゾウの群落 photo:2014.07.19
2014.07.22 えの
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