2020年3月 掲載分
獣魂碑除幕、開眼法要会
飯能市では、獣による農作物や土手の崩落などの被害防止のため、市の職員による鳥獣被害対策隊の編成など、害獣被害防止のために努力しています。
対策隊の活躍は顕著で、今日までに南高麗地区だけでも、180頭に及ぶ鹿と猪の駆除を行ってきました。
さらに猟友会などの駆除を加えると250頭以上にもなります。
そんな中、殺生された獣の供養と駆除を行った隊員や猟友会の皆さんのご苦労を労うために、「南高麗まちづくり推進委員会」(久下文男会長)により、獣魂碑の建立を進めてきましたが、この度、上分地区の菩提寺「曹洞宗薬王山光全寺」に建立され、3月7日(土)除幕式及び開眼法要会が行われました。
当日除幕式に参加者した人に配布された式次第には、以下の様な趣旨及び経過報告が記載されています。
建立の趣旨
平成の時代、当地区においても猪や鹿など大型動物による農作物への被害が多発しておりました。
人々は畑を囲い、また電気柵などで防いでおりましたが、大本となるとなる動物の駆除も必要で、相当数の駆除が行われました。
殺処分される動物の供養と駆除に従事する人たちへの労いが必要との考えから、地区内外の人々の寄付賛同を得て獣魂碑を建設する運びとなったものです。
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寒い中、大久保勝飯能市長、平沼弘市議会議長、内沼博史県議会議員をはじめ、40名を超える招待者を迎え、獣魂碑の前で除幕式とその後、直竹の「長光寺住職」鈴木得常方丈による開眼法要会が厳かに執り行われました。
除幕式なるものは初めての経験であり、又、新型コロナウイルス感染の広がりなどを考慮して、全ての行事を屋外で行った上に簡素化したため、参加者の皆さんには、不行き届きの点が多々あったかも知れませんが、ご容赦願います。
また、昨年の19号台風被害で光全寺奥の暗渠が埋まった事故の片付けに駆けつけて頂いた、大津、関田、内田市議会議員にも参列を頂き、ありがとうございました。
2020.03.17 榎本
式典の中では、害獣駆除に尽力されている市職員・猟友会等12名の方々に感謝状が贈呈されました。
なお、獣魂慰霊碑建立に際し地区内外からの寄付者芳名額も作成されました。
2020.03.17 ゆうこう
「ワラビ」の芽生え 定点観察
3月9日、今年もワラビを確認しました。 黒指地区での定点観察です。
過去の「ワラビ」の芽生え 定点観察記録 ページはこちらをクリック - 飯能市上直竹上分
2020.03.10 もんじろう
光全寺 桜の古木
2月16日(日)上分地内「光全寺」の樹齢約70年程と思われる2本の桜の木のうち、1本が伐採されました。
以前から樹木自体の枝が枯れ落ちたり、根の張り出しにより2面の石垣が崩れそうで、危ないからと伐採の声も上がっていたところでした。
この度、檀徒総代会の英断により伐採の運びとなったものです。
2020.03.05 もんじ
脇に立つお地蔵様と良く馴染んでいます。 光全寺境内