2020年8月 掲載分
ギター ルシアー 早瀬輪(Hayase Rin)
当地「細田」で生誕され、幼少期を過ごされていました早瀬輪君。
最近ギター制作を生業とする動画がウェブ上にアップされていましたので紹介します。
2020.08.20 縄文のくみん
オタマジャクシが1万匹以上誕生!
飯能市の天然記念物の中で、唯一動物として指定されているのは、上直竹上分に生息する「モリアオガエル」です。
去年、モリアオガエルの生態をこのHPに詳しく掲載しました。
そこで説明したのは、卵隗を発砲スチロールの箱に移して孵化させたことでした。
この孵化方法によって、自然界では考えられないほどのカエルが周辺の藪に旅立ったわけです。
モリアオガエルは3年ぐらいで大人になって生まれたところに戻り、そこで産卵すると言われています。
普通は1匹のメスに複数のオスが乗っている場合が多いのですが、今年は2匹のケースが多いように感じました。
メスが泡と一緒に卵を産み、オスが精子をかけ、そろって後ろ足で掻き混ぜて卵隗を作ります。
モリアオガエルが来ることで唯一困るのは、ヘビが近くによって来ることかも知れません。
黒指「かみ屋」では、全ての卵隗を回収して発砲スチロールの箱で孵化する方法を、5年ぐらい前から行っているので、毎年帰ってくる数が増え、今年は今まで経験したことが無いほど産卵しました。
産卵は昼夜問わず行われますが、集まってきたカエルが夕方全員で大合唱するのでとにかくにぎやかです。
網などで底から浮かして、卵隗の一部が水に浸るように置きます。 1箱に4個から5個ぐらい入れて孵化させます。
卵隗は孵化後水に溶けだし、それをオタマジャクシが餌にします。
その後さらに5箱ぐらい増えました。
孵化直後はメダカの餌、その後は熱帯魚用のテトラミントをくれていますが、これだけの数がいるとエサ代が大変です。
エアーポンプで空気を供給して、数日おきに水の入れ替えも行います。
水が汚れると死んでしまうオタマジャクシが目立ちます。
産卵したその数、ざっと65個、昨年は11個でしたから6~7倍です。
しかもそのうち2割ぐらいが、2匹のメスが同じ場所に卵を産むので、回収した卵隗の数は65個ですが、実際には70個ぐらいの卵隗を回収し孵化したことになります。
モリアオガエルは1匹が200~300個の卵を産むそうですから、今年は14,000匹から21,000匹のオタマジャクシが生まれたことになります。
この状態では餌は止めます。
2~3日で尻尾(しっぽ)が退化して、同時に、体の色が黒から緑色に変わりカエルの形になります。
尻尾は少しづつ体の中に吸収されて行くので、その間は餌を食べないので尻尾が栄養になっているみたいです。
このまま増え続けたら、大変な事になってしまいそうなので、今年はオタマジャクシを別の場所に持って行って放流しています。
条件としては、
- 近くにモリアオガエルの生息が確認されている地域。
- 池がある家で、その池に鯉や金魚などがいない事。メダカはOKです。
- 他のカエルの産卵が行われていても、オタマジャクシでいる時期が違うので、問題ありません。
以上の条件に適った場合、発砲スチロールの箱ごと持って行って放流します。
藪に入ったモリアオガエルが、その後どの様な生活を送るのかはっきりわかっていませんが、そんなに悪いことはしそうにありませんし、生態系を極端に壊すことも無いと思いますので、私も育てて見たいと思う方は、連絡お願いします。
「連絡先:当ホームページから メール願います。
ウェブ・メールページへ
ホームページ管理人が記事掲載者にメール転送します。」
2020.08.13 かみや
「お散歩マーケット」中止の連絡
秋の「お散歩マーケット」の開催(2020.11)につきましては、コロナ禍の中、実行委員会を開催して色々検討した結果、春に続いて中止としました。
既に「飯能市観光・エコツーリズム推進課」には、問い合わせが届いているようですが、参加を公共交通機関のみとしていることから、3密を避けるために、バスの運行本数を増やして対応することも検討しましたが、終点までの市道が狭く退避場所が確保できない事など、バスの増便は無理だと言う事になりました。
また、出店者も高齢の方が多く感染も心配されることから、残念ですが中止とさせていただきました。
参加を予定されていた方には本当に申し訳ありませんが、ご理解をお願いします。
1日も早くコロナが収束し、来年の春には開催出来る事を願って、お知らせに代えさせて頂きます。
2020年8月7日
「お散歩マーケット」実行委員会
(スマホのブラウザでは、動画再生までに2タップ必要の場合があります。)