2020年9月 掲載分

飯能市消防団が市内全域で一斉に訓練

 飯能消防団には11の分団があります。

 1分団と2分団は市内分団。 3分団は大河原と本郷地区。 4分団は永田から小瀬戸いわゆる2区。 5分団は南高麗地区。 6分団が加治地区。 7分団が精明地区。 8分団が原市場地区。 9分団が東吾野地区。 10分団が吾野地区。 11分団が名栗地区をそれぞれ受け持って、予防消防を中心に日夜活躍しています。

 9月13日(日)飯能市の全分団で恒例の一斉訓練が行われました。


 飯能消防団では、操法大会と隔年で二つの分団が組んで合同の訓練を行っており、今年は操法大会が予定されていたが、コロナ禍で中止になり、代わりに6分団との合同訓練を計画したが、大勢での訓練は3密になると言う事で、分団ごとにそれぞれ訓練を行う事になったそうです。


 5分団は上直竹上分地区(黒指)に於いて、1部(苅生、直竹から上分地区担当)の消防ポンプ車と2部(岩淵、上下畑地区担当)の可搬動力ポンプ積載車による、中継送水訓練が行われました。


消防団訓練2020消防ポンプ車-上直竹上分

第5分団1部の消防ポンプ車。
直竹川の水を堰き止め、このポンプ車で汲み上げて水を送り出す。


消防団訓練2020河川の水利-上直竹上分

直竹川に設けられた、コンクリートの堰に土嚢(どのう)を積んで小さなダメを作りそこに水を貯め、ポンプ車の吸管を投げ入れて水利(取水)としました。


消防団訓練2020中継送水ポンプ-上直竹上分

上分自治会館前に2部の可搬動力ポンプを設置して中継送水。
外見は消防車ですが、後ろに可搬動力ポンプが積んであり、人力で運んで設置します。


消防団訓練2020延長ホース300m-上直竹上分

延々と伸びたホース。ホースの総延長は300m程でした。


消防団訓練2020放水-上直竹上分

見事に放水が出来ました。


 5分団による、ポンプ車と可搬動力ポンプによる中継送水訓練は無事終了しました。


 消防団の皆様、日曜日にもかかわらず、地域の安全安心の為にご苦労様でした。

 近年、消防団への入団者が少なく全国的に苦労していますが、飯能消防団5分団では、飯能市が進める「農ある暮らし、飯能住まい」により、南高麗地区に移住してくれた若い子育て世代の方2名の方が、消防団で活躍して頂いております。 本当にありがたい事です。


2020.09.17 榎本




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