2023年7月 掲載分
2023年豪雨災害避難訓練
2023年7月2日(日)、上分自主防災会(木﨑明弘会長)独自の防災訓練が実施されました。
2019年7月7日の訓練以来4年間行えなかった豪雨災害を想定した避難訓練となり、今回の訓練は、住民が実際に南高麗福祉センターへの避難を体験することにより、避難情報が出たら迷わず素早い判断と行動をとれるようにすることが主な目的でした。
2019年10月12日、多数の大被害をもたらした台風19号での避難に際し、陣頭指揮をとられた前防災会長(木﨑稔生氏)による時系列的な記録・被害状況・問題点などのお話がありました。
また、住民の話し合いの中では、地域の危険個所の共有、暗い中での移動の危険性、避難時の持ち物など、多岐にわたり意見や体験が交換されました。
もんじ
山百合の花
例年7月末に咲く、山百合が1週間以上早く咲き始め、何時も沢山咲く場所ではほぼ満開状態です。
数年前、この時期に猿が現れ、黒指の畑のトウモロコシなどを食べ尽くし、ついでにお寺のから細田に向かう道路脇の百合の蕾をちぎって食べた挙句、茎を引き抜き、手で百合根を掘って食べていきました。
そんな中、飯能市の害獣駆除により昨年から今年にかけて、名栗に住む猿の群れを半分ぐらい駆除したと言う事で、今年は散発的に表れるものの畑の作物の被害もほとんど無い事から、今年こそ綺麗に山百合が咲いて、道路を通行する皆さんに喜んでいただけると思います。
近くでは、紫陽花として最後に咲く「玉紫陽花」がちらほら咲き始めました。
左上の丸い玉が名前の由来となった蕾です。
榎本
第1回奥武蔵ロングトレイル105kレース
2023年6月17日から18日にかけて「第1回奥武蔵ロングトレイル」と銘打った大会が開催され、105kmと35kmの二つのコースで競われました。
奥武蔵ロングトレイル105kは、飯能中央公園を起点とし、飯能市の山間5地区(吾野・東吾野・南高麗・名栗・原市場)を結ぶ山岳コースで、獲得標高(上り下りの標高のトータル)は、8.300mにもなるそうです。
105kmコースには男性502人(完走者219人)、女性55人(完走者33人)が参加され、35kmコースには男性812人(完走者566人)、女性132人(完走者95人)が参加されました。
因みに参加費は、105kmは26,000円、35kmは10,000円だそうです。
今回の大会でのコースタイムですが、105kmの男性の1位は17時間8分14秒、女性の1位は、21時間39分11秒。
35㎞コースの男性の1位は4時間42分28秒、女性の1位は、5時間20分14秒だったそうです。
スタートは早朝5時と10分遅れの2回行われました。
(photo:まちづくり 浅野)
トップランナーは1時間以上前に通過しています。
(photo:まちづくり 浅野)
かなりのランナーが愛宕山を登らず、左の平らな道を通過しました。
(photo:まちづくり 浅野)
105kmコースの完走者はこの時間では約80人ほどでした。
完走と認められる時間は午後7時(スタートの17日午前5時から38時間が最終リミット)と言う事でした。
「奥武蔵ロングトレイル105K」のコース整備
南高麗まちづくり推進委員会による「奥武蔵ロングトレイル105K」のコース整備は、原市場の唐竹から四十八曲を登り⇒愛宕山⇒大仁田山⇒大峰山⇒久方峠⇒小沢峠⇒長久保山⇒黒山⇒棒の峰までの約10kmを担当しました。
(唐竹から棒の峰を経由して名栗湖までは17kあり、今まで担当区間は17㎞としていました。)
期間は、2020年7月から2023年6月までの17回に及ぶ整備作業と3回ほどの打ち合わせや下見などを行い、この間に作業に参加した人は延べ130人にもなりました。
この第1回大会の日程が発表された今年、コースの再整備を依頼され、既報の様に2回の作業を行いましたが、残りの唐竹⇒四十八曲⇒細田の間に付いて、大会2日前の15日10時45分に細田に集合して、細田から唐竹のコース整備を行いました。
このコースは、最近かなりの人が試走やハイキングで通っているので、作業するような場所はあまりないだろうとの高を括っていましたが、実際はかなり太めの倒木などがあり2時間以上の作業を強いられました。
終了後、唐竹迄車で迎えに来てもらい、細田に戻って「どうでいら」で昼食を御馳走になり、足掛け3年に及ぶロングトレランコース整備が終了しました。
このくらいの太さの倒木がこの付近にも何本か道を塞いでいました。
榎本