2021年8月 掲載分
杉の木が倒れたら、家を直撃!
上分黒指の「大尾根(おおーね)」の裏にある杉の木は、家の方に傾いています。
台風が来たら倒れて家の屋根を直撃しそうだと言うことで、飯能市が行っている「生活対策森林伐採事業」を利用して、伐採が行われました。
伐採作業は原市場の丸晃林業さんが行いました。
表は、飯能市が行っている「生活対策森林伐採事業」です。
<抜粋>
支障木の伐採費用の一部を補助します。
生活環境改善のため、森林の伐採を行う方に補助金を交付します。
榎本
今年もやってきた猿の集団!
7月31日(土)、黒指「向かいの上」から電話で「猿が来て花火を打ったら、「かみや」の方へ向かって行った。」と、連絡があり、西の畑を見ると、電気柵の中の、トウモロコシと、茄子を食べている。
すぐ、近所に電話して、皆で大声をあげて追い払い、ロケット花火を猿に向けて発射!…。 すぐ脇で花火が弾けても平気だが、少しづつ人家から遠ざかっていきます。
ステンレスバットなどを叩きながら、サルの群れにめがけてロケット花火を打ち上げながら市道を追いかけていくと、沢沿いに赤い実をたわわに実らせた「ヤブデマリ」の実を食べたりして、青梅市の成木地区の山に逃げ込んでいきました。
今回の群れは、比較的若い群れで、何時もの様なボス的な大きな猿はいませんでしたが、総勢20匹ほどの集団でした。
この群れは、原市場周辺にねぐらを持つ集団のようですが、このまま住み着いてしまったら、と思うと心配です。
次の日は、猟友会の方々が隣の青梅市成木地区で、猿を対象にした駆除作業を行って頂いたようですが、上分としても何か有効な対策を講じないと、農作物の収穫はおぼつかなくなってしまいます。
かみや
でかいオス鹿が電気柵の電線に絡まり絶命!
夜の12時過ぎ烏瓜(からすうり)の写真を撮りに外に出ると、道路の上の方からガサゴソと音がし、鹿の鳴き声がする…。
「どこか断末魔の鳴き声だ!」 懐中電灯で照らすと、崖の上に大きな角を持ったオス鹿が電気柵の電線に角と首が絡まり動けないでもがいている。
何しろ垂直の5m以上の崖の上、鳴き声が苦しそうだが、どうしようも無い…。
早朝であったが、飯能市の害獣被害対策室の職員の方に連絡し、現場に来てもらった。
職員の方と、近づいてみると、傷も無く生きているような綺麗な形で絶命していた。
角と首に絡みついた電線と絶縁ポールを外し、鹿の角にロープをかけて、下の道路まで降ろし、対策室で処分して頂きました。
山間地で生きて行くには、獣から農産物を守る事が必須です。
筆者自身は直接、獣の殺生はしたくないので、罠や銃での駆除を行っておらず、電気柵だけで防護をしていますが、鹿には可哀そうですがこんな事故も起こります。
かみや
月下美人が開花
黒指「かみや」では、月下美人の花が7月27日の晩と、28日の晩に咲きました。
何年も前から色々世話をしていましたが、開花の気配は全く無く諦め掛けたそんな中、今年の入梅に入るころ、漸く6個の蕾が付き、開花を今か今かと待っていました、27日に1つ、28日に5個が開花しました。
しかし、いざ開いた花は、夕方に開き朝には萎んでしまう、一夜花で、なんとも儚い命なのです。
それでも、真っ白な花を見ると世話をした甲斐があると言うものです。だから人気があるのかも知れません。
かみや
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