2008.07掲載分
上分では、山から沢の水をホースで引きタンクに溜め、そこからの落差を利用して簡易水道として飲料水などに利用しています。
水は、24時間フルタイムで供給されているので、当然余り水が発生します。
その余り水を利用して、それぞれの家には池が設けられ、鯉や金魚などが飼われています。
先日お知らせしたモリアオガエルは、この池を目当てに産卵に来ます。
珍しいモリアオガエルの産卵が庭先で見られるのは、この水道の仕掛けを作った先人の知恵と、それをちゃっかり利用している、モリアオガエルの学習能力の高さなのかも知れません。
最近、その池から魚が盗られる密漁事件が続けて発生しました。
始まりは、黒指「さわにし」の池からでした。
近くで子育て中のカラスが、ずぶ濡れになりながら自分と同じ大きさの鯉を、池から引きずり出していたのを発見。
さっそく池の周りに網を張り巡らせたところ、さすが利口なカラスは、それっきり近づかなくなり安心していました。
しばらくしてから、今度は池の魚全部が盗られてしまいました。
更に数日後、数百メートル離れた「しもにし」の池の鯉も、全部やられてしまいました。
「盗られた魚の数、壊した網の様子などから、今回はカラスではなくもっと大きな獣だろう」と話していました。
その矢先、近くで何匹かの子供を連れた「貉(むじな)(あなぐま)」の目撃情報が寄せられました。
やっぱり犯人は「むじなに違いない!」と巷では声(こい)を潜め、ささやかれています。
今、「しもにし」の池には、傷だらけになりながらかろうじて生き残った鯉が、「さわにし」の池には、たまたま難を逃れた金魚が、それぞれの池で一匹ずつ、岩陰に息を潜めて隠れています。
いまだ、犯人はどこに潜伏しているのか、その行方は杳として知れません。
今回狙われた二つの池は、比較的小さく浅い池だったが、他の池もいつ狙われるか心配です。
昨年、「むじな」の悪行をHPに掲載しましたが、悪知恵が発達している上に繁殖力が旺盛だとなれば、本気で対策を考える必要があります。
2007.06.27 eno
細田の旧道を登っていくと、右側に馬頭観音があります。文政12年(1815)の造立です。
この項目、石仏などのページにも掲載してあります。
2008.06.25 もんじ
遠く八王子、国分寺から細田の畑に通って「遠距離農業」と銘打ち「らきょう」を作っている物好きな二夫婦がおられると以前紹介しました。
その「らきょう」を6月7日に収穫、また、6月16日には4回目の植え付け作業を行ったそうです。
そのときの様子を土地の所有者である「どうでいら」にメールで送ってこられたので、前後の挨拶部分を割愛して紹介させていただきます。
2008.06.19 eno 阿部@八王子
6月15日(日)、育てていた紫陽花の苗、約100本程を有志の皆さんと共に、「細田林道」沿いに植えました。
数年後には綺麗に咲いて、通る人を楽しませてくれると思います。
協力していただいた皆さん、ありがとうございました。
2008.06.17 おおやつ
今年は、「おおやつ」のモリアオガエルの卵が大当たりです。
いつも産む、ヒイラギの木には15個、庭の真ん中に作った小さな池にも白い塊があります。
更には、庭の排水パイプの入り口にまで産んでしまい、雨水が流れなくなってしまったそうです。
これらの卵が全て孵化したらどんなことになるのやら・・・・・
2008.06.12 eno 写真提供:おおやつ